立春を過ぎ...

あっという間に1月は過ぎ去りました。

立春の翌日の今日は雨〜ミゾレ〜雪。

でも今冬は例年に比べて比較的暖かく、

積雪もまだ二度ほどです。

スロースターターなのも例年のごと、

どうせのんびりした1月を過ごすなら...

と、思い切って五島に出掛けました。

ライアー制作を計画した旅でしたが、

よんどころない事情で叶わなくなり、

代りにまだ訪ねたことのない上五島へ、

教会や風景を楽しむ旅となりました。


ミサの日に信者さんから教わったこと、

信仰心、幼いキリストを抱くマリア像、

ステンドグラスの窓から彩色の光、

たくさんの島を抱えた海、溶岩の海岸、

赤い断層、最澄ゆかりの山王山、etc.

私の住む場所にはない風景は珍しく、

美しくて見飽きることがなかったです。


ライアーは、

ブリッジだけヤマモモの木で作らせていただき、

シイノキで作って下さった型を持ち帰りました。

倍音に特化したという最新のライアー。

道具を揃えて自主制作の予定です。


五島からの帰りは、

飛行機の乗継の都合で佐世保で後泊し、

翌日は武雄の亀翁窯へ、4年ぶりに寄りました。

佐賀で陶芸の勉強をしたのは20年も前のこと!

師はずっと変わりなく気にかけて下さって、

今回は牛べラ,カンナを持たせて下さいました。

ここ数年病気が続いたという師も66歳。

いつまでもお元気で!と切に思いました。


何度か参加している遊龍先生の水墨画,

今野華都子先生のストーンアート、

そしてライアーの木彫りも。

主たる陶芸から離れているようにみえて、

実はなんとなくつながっているような...。

上手い下手もなく内なるものを素に表すこと。


私の居る場所を整えていくこと、

来てくださる方にも喜んでもらえるような

場所をこれから作っていきます。

冬のアトリエは寒いので、、

暖かくなってから<陶><音>の体験に

ぜひお越しくださいませ。

(ご希望ありましたら2月もどうぞ〜♪)

上五島の教会と、ライアーの型を作って下さっている鬼塚先生

うわんそら庵

兵庫県丹波篠山市の里山にopenした小さなアトリエ(2023.9.9〜) 陶  土で作る・器を繕う   と 音  倍音で心身ゆるまる    体験ができる場所です

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